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2024.07.30

沖縄結婚式の服装マナーとは?新郎新婦、ゲストの服装やかりゆしコーデについて解説

リゾートウエディングの中でも人気エリアの沖縄。楽しみな一方で、「沖縄のロケーションにぴったりな新郎新婦の衣装は?」「沖縄の結婚式に招待されたら何を着ていけば良いの?」「マナーはあるの?カジュアルな服装はNG?」など、たくさんの疑問がありますよね。

今回は、沖縄結婚式の服装やマナーについて、新郎新婦、家族、ゲストそれぞれの視点から押さえておくべきポイントを紹介します。参列ゲストに関しては、顔ぶれや時期によって知っておくと安心な情報も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

<INDEX>
・沖縄結婚式の新郎新婦の服装とは?
・沖縄の結婚式に参列するときの主なゲストの服装は?
・沖縄の結婚式に参列するときの季節別の参列服装は?
・沖縄の結婚式で式場に合わせて選びたい参列の服装

|沖縄結婚式の新郎新婦の服装とは?

結婚式で新郎新婦が着用する衣裳は、和装やウエディングドレスなどいくつか種類がありますが、沖縄の結婚式でおすすめの衣裳はウエディングドレスとタキシードです。

●理由

・青い海、白い砂浜、緑豊かな大自然のロケーションに映えるから
・ロケーション撮影が多い沖縄の結婚式では、動きやすさが重要だから
・海外リゾートのような写真が撮れるから

沖縄結婚式の場合、ウエディングドレスとタキシードの試着は、結婚式の約半年前から始まります。「ふたりが選んだ式場やロケーションにはどんな服装がぴったりなの?」「ドレス選びが待ちきれない!」という人は、ぜひ次の記事も読んでみてくださいね。

<関連リンク>
沖縄挙式でのウエディングドレスの選び方は?|ニュース│海外挙式・沖縄挙式・リゾートウエディングなら【アールイズ・ウエディング】 (arluis.com)

|沖縄の結婚式に参列するときの主なゲストの服装は?

では、沖縄の結婚式に招待されたゲストはどのような服装を選べば良いのでしょうか。

一般的な挙式・披露宴と同じようにフォーマルまたはセミフォーマルな服装でも良いですが、沖縄結婚式の参列ゲストに人気の服装は、かりゆしウェアです。

「かりゆし」は、沖縄の方言で「祝福」や「おめでたい」を意味する言葉。かりゆしウェアは一見カジュアルな服装にも見えますが、沖縄では立派な正装。結婚式にもぴったりなんです。お揃いの柄やカラーで統一感を出しても素敵ですね。

かりゆしウエアは、現地の専門店やネットショップで入手するほか、アールイズ・ウエディングではレンタルも行っております。沖縄現地での受け取りになるため、ゲストの荷物が少なくなると人気のオプションです。

また、南国らしくアロハシャツやムームーもおすすめ。沖縄の結婚式では、リゾートならではの雰囲気に合わせて服装を選ぶゲストが多いです。

では、男性・女性それぞれにおすすめのコーディネートをご紹介します。

●女性ゲスト編

一般的な結婚式に参列するフォーマルドレスのほかに、かりゆしシャツやワンピースといった沖縄の結婚式ならではの服装が人気です。
都内などの結婚式ですと、ノースリーブはマナー違反と言われることもありますが、沖縄の結婚式はマナーがそれほど厳しくないため、ノースリーブのワンピースでも問題ないです。ただし、チャペルやパーティ会場は冷房が効いていることもありますので、カーディガンなど羽織れるものがあると安心でしょう。

また、足元は、ビーチなど足場が不安定な場所にいく可能性もあるため、サンダルやパンプスなど歩きやすい靴がおすすめ。かりゆしワンピースの場合、ストッキングの着用はなくても問題はありません。ただし、ビーチサンダルやフラットシューズなど、カジュアルすぎるものは避けた方が良いでしょう。

また、新婦の姉妹や友人ゲストには「ブライズメイド」風の衣装もおすすめ。ブライズメイドは欧米の文化で、花嫁の介添えをする女性たちのこと。海外のようなロケーションが広がる沖縄では、お揃いのカラードレスを着たブライズメイドの姿が映えるのです。

●男性ゲスト編

男性ゲストの場合も、かりゆしウェアが人気。もちろんスーツでも問題ありませんが、年間を通して気温が高い沖縄では、涼しさや過ごしやすさの重視をおすすめします。ジャケットの着用も必須ではありません。

ボトムスは、スラックスなどのフォーマルラインから、ハーフパンツ、チノパンといったカジュアルラインを合わせても大丈夫です。

靴はスニーカーや革靴を合わせると良いでしょう。ビーチサンダルは、マナー上あまり印象が良くなかったり、汚れても足を洗う場所がなかったりするため避けたほうが無難です。

●親族(両親、親戚)編

沖縄の結婚式は、新郎新婦と親しい人たちだけが集まる結婚式。両親や親族だからといってモーニングや紋付袴、留袖を着てかしこまる必要はありません。他のゲスト同様、かりゆしウェアやワンピースが人気です。
気候や動きやすさの観点から、女性が留袖を着るパターンはほとんどありません。どうしてもという場合は一度ふたりや式場に相談してみるとよいでしょう。

気を付ける点として、新郎側はスーツやモーニングを着用しているのに、新婦側はかりゆしウェアだったということがないように、両家で服装を統一することが大切です。

●子供編

沖縄の結婚式で大人気のかりゆしウェアは、子供用のサイズやデザインも充実しています。また、かりゆしウェアは動きやすさが抜群。沖縄らしさがあって走り回っても平気なかりゆしウェアは、子供ゲストの服装にもぴったりです。

リングボーイやリングガールなど、結婚式の演出をお手伝いしてもらう場合は、キッズフォーマルもおすすめ。蝶ネクタイやドレスに身を包んだ子供たちの姿は、とても可愛くて場を和ませてくれます。

大人の服装やテイストに合わせつつも、子供たちが快適に過ごせる服装を選んでみてくださいね。

|沖縄の結婚式に参列するときの季節別の参列服装は?

常夏のイメージがある沖縄ですが、本州と同じように四季があります。そこで、季節ごとの服装選びのポイントを紹介します。沖縄結婚式に参列する時期によって、参考にしてみてください。

●春(3~5月頃)

平均気温:21.6℃*
沖縄の結婚式で、ベストシーズンとされる時期。本州よりも一足先に春を感じられますが、3月半ば頃まではまだ少し肌寒いことも。羽織ものがあると安心です。一方、5月中旬からは梅雨に入りますが、沖縄の梅雨はずっと雨が降っているわけではありません。湿度が高く、雨の合間に照り付ける太陽は夏さながら。汗をかきやすいため、参列の際の服装も快適さを重視しましょう。

●夏(6~9月頃)

平均気温:31.0℃
6月中旬までは湿度が高い日が続き、梅雨が明けると本格的な夏のシーズンが到来。沖縄の夏は、日差しが強く紫外線対策が必須です。この時期の沖縄結婚式に参列する場合は、サングラスや帽子を所持しておくとベスト。挙式中は着用できませんが、ビーチ撮影など記念撮影のアイテムにもなります。南国リゾートらしさ全開の季節を、服装や身に着けるアイテムでもぜひ楽しんでください。

●秋(10~11月頃)

平均気温:26.5℃
沖縄の結婚式の人気シーズン。春に並ぶベストシーズンといわれ、気候が良く過ごしやすい時期です。服装にもあまり悩む必要はありませんが、本州に比べればまだまだ暑い時期。厚着にならないようにしましょう。冷房が効いた室内との寒暖差にも対応できる服装だと安心です。

●冬(12~2月頃)

平均気温:17.9℃*
沖縄の冬は本州の冬に比べて暖かく、コートが不要なこともしばしば。しかし朝晩は冷え込みやすく、日中との寒暖差で体調を崩さないように調整できる服装がベストです。かりゆしウェアを着用する場合も、ジャケットを着たりカーディガンを羽織りましょう。気温に合わせて調整できるようにしておけば、沖縄の結婚式は冬でも快適に過ごすことができます。

*出典:気象庁|過去の気象データ検索

|沖縄の結婚式で式場に合わせて選びたい参列の服装

沖縄の結婚式では、式場やシーンに合わせた服装選びもポイントです。
参列ゲストは、新郎新婦のふたりが選んだ式場や当日のスケジュールをほとんど知りません。楽しみをとっておくためにすべてを伝える必要はありませんが、次のロケーションに当てはまる場合は、事前にゲストと服装に関するコミュニケーションをとっておくとよいでしょう。

●ビーチ

沖縄結婚式といえば、ビーチ撮影ですよね。ゲストと一緒にビーチ撮影ができる式場を選んだ人も多いのではないでしょうか。絶景のロケーションで過ごす時間がより一層楽しい時間になるように、ビーチにぴったりなリゾート感のある服装(かりゆしウェア、アロハシャツ、お揃いのカラーコーディネートを組んだセミフォーマルなど)を選んでみましょう。

また、参列者の足元には配慮が必要です。特に女性ゲストが「ビーチ撮影があると知っていれば、ピンヒールは履いてこなかったのに」とならないように、あらかじめアナウンスすれば安心。ビーチ撮影をサプライズにしたい場合は、靴の注意点だけでも伝えておくと親切です。

●チャペル周辺のロケーション

沖縄の結婚式では、チャペルやパーティ会場の室内に限らず、屋外のスペースで過ごす時間が少なからずあると思います。ゲストが快適に過ごせるように、季節別の服装で紹介した「時期による服装のポイント」は、ぜひ押さえておきましょう。

|大切なゲストと一緒に楽しめるおすすめの会場

●ザ・ギノザリゾート 美らの教会

約1万坪を誇る広大なウエディングリゾートで大切なゲストとプライベート感たっぷりな1日を堪能することができる「美らの教会」。見渡す限り水平線が広がる絶景はゲストへのおもてなしに。
美らの教会について詳しく見る

●瀬良垣島教会

沖縄本島と1本の橋で繋がる瀬良垣島に位置する「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド」。その敷地内に佇む「瀬良垣島教会」は美しい自然と美ら海に囲まれる木目調の絶景チャペル。
瀬良垣島教会について詳しく見る

●宮古島チャペル

「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の最上階に佇む絶景ルーフトップチャペル。目の前には伊良部大橋と宮古ブルーの海の絶景が広がります。宮古島の自然を余すことなく体感できる会場です。
宮古島チャペルについて詳しく見る

|まとめ

・沖縄結婚式の新郎新婦の服装は、ウエディングドレスとタキシードが人気
・沖縄の結婚式に参列する際は、かりゆしウェアなどリゾートらしい服装がおすすめ
・沖縄結婚式の時期やシーンによって、押さえておくべきポイントを知っておくと安心

沖縄結婚式の服装は、ふたりとゲストのどちらからも質問や相談が多いテーマです。大切な時間を快適に過ごすためにも、分からないことや不安なことがあればウエディングプランナーに遠慮なく聞いてくださいね。

<著者プロフィール>

【経歴】
ウエディングプランナー10年目。「アールイズ・ウエディング」のプランナーとして沖縄・ハワイ・グアムの結婚式を200件以上担当したのち、全国約30店舗の旅行会社でリゾートウエディングを提案・販売する。これまで関わってきたカップルの数は1,000組以上。また、自身も沖縄で結婚式を挙げる。プランナーと卒花の経験を活かし、現在はWebライターとしても活動。ウエディングの記事執筆を担当する。

 

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