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2023.03.22

沖縄旅行の魅力!石垣島編

全国からたくさんの観光客が訪れる石垣島は、沖縄で宮古島に並ぶ人気の離島。島出身の著名人も多く知名度の高さは抜群ですが、実際にはどのような旅が叶うのでしょうか。王道の観光コースからちょっとマニアックなアクティビティ、豊富な島グルメまで、石垣島の魅力を紹介します。

■石垣島ってどんな島?

那覇空港から約1時間。石垣島は、八重山(やえやま)諸島の玄関口と呼ばれています。その理由は「新石垣空港」と「石垣港離島ターミナル」があり、空路・航路ともに島巡りの拠点となっているから。石垣島そのものをワンストップで楽しむより、周辺の離島も一緒に観光するのが主流です。

地形の特徴は、島ごと囲むように発達したサンゴ礁と、沖縄県の最高峰・於茂登岳(おもとだけ)を中心に広がる亜熱帯森林。南国といえばまず海を連想しますが、石垣島は緑の存在感も負けていません。岬や山岳など、高い場所から景色を見渡すスポットが多く存在します。

自然が豊かな一方で、都会さながらの街並みが印象的な一面もあります。島南部に位置する市街地の石垣タウンには、ホテルや飲食店、商店街が集まっています。中心地と郊外で、同じ島とは思えないギャップがあるのも石垣島の面白さです。玄関口ならではの賑わいは、ほかの離島にはない特徴といえます。

そして石垣島の魅力を語るうえで欠かせないのが、島グルメの数々です。八重山そば、石垣牛、ラフテー、島豆腐、ゴーヤ、マンゴー、グァバ、泡盛などジャンルに富んだ名産品は、いくら時間があっても味わい足りないほど。また、沖縄県内6割以上の水揚げ量を占める石垣島では、ほとんどのお店で獲れたての海鮮料理が出てきます。石垣島の旅で、食の楽しみは切っても切れない関係です。

郊外のレジャースポットと市街地の活気。八重山諸島のメインアイランドとしての役割。島人(しまんちゅ)の愛情が詰まった郷土料理。石垣島は、バラエティに富んだ地域特性を持つ島です。

■石垣島のおすすめ観光は?

同じ島でもエリアによって姿が変わる石垣島。旅のプランを念入りに立てることで充実した滞在に繋がります。

<まずは島をぐるりと一周!絶景を巡るドライブ>

石垣島は島一周が車で約3時間。あらゆるロケーションを楽しみたいなら、王道の絶景ドライブコースを巡りましょう。市街地をスタートして、まず向かうのは「御神崎(うがんざき)」。天気が良ければ、西表島(いりおもてじま)まで一望できます。

そして次は「川平湾(かびらわん)」へ。ガイドブックにも必ず載っている島内随一のロケーションで、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』最高ランクの三ツ星も獲得しました。潮の流れが速いため遊泳禁止で海水浴客がおらず、景色を眺めて散歩するには絶好のスポット。周辺には東シナ海を眺めるカフェなど飲食店もあるため、ブランチを兼ねて少し長めの観光がおすすめです。

川平湾を楽しんだあとは、伊原間(いばるま)集落を通って、島最北端の「平久保崎」へ。伊原間には、石垣島と西表島の一部にしか存在しない天然記念物のヤエヤマヤシが生い茂る「米原ヤエヤマヤシ群落」があり、平久保崎でエメラルドグリーンの海を眺めれば、山と海どちらの魅力も味わえます。そして市街地へ南下するルートでは「玉取崎(たまとりざき)展望台」や、昔ながらの赤瓦屋根の家屋が並ぶ「白保の海」周辺をドライブして帰ります。ちなみに御神崎は夕日の名所でもあるため、夕刻のゴールを目指す逆ルートもおすすめです。

<自然をアクティブに楽しむアドベンチャー体験>

石垣島は、海・空・陸のアクティビティに富んでいます。世界屈指のサンゴ礁が広がる海では、インストラクターとマンツーマンで行う体験ダイビングがおすすめ。石垣島は海の人気者・マンタが高確率でみられることでも知られており、運が良ければ一緒に泳げるかもしれません。子供でも参加できる手軽なシュノーケリングやヘルメットをかぶって水中を散策するシーウォークなど、初心者向けマリンスポーツも充実しています。

石垣島の自然を空で体感するなら、一番人気はパラセーリング。船に乗って曳航ポイントまで行き、パラシュートで最大約100メートル(ビル10階あたり)の高さまで到達する瞬間はスリル満点。上空から絶景の青い海とサンゴの島を一望できるため、勇気を出して挑戦する価値ありのアクティビティです。ほかにもテレビ番組のロケなどでお馴染みのジェットブレード、高速度で走る水上バイクなど気分爽快な体験もおすすめです。

一方、浜辺では穏やかなアクティビティを楽しむのもひとつ。波が穏やかな「名蔵湾(なぐらわん)」では、乗馬しながら浅瀬を散歩するビーチトレイルが人気です。また、空と海が夕景に染まる時間から出発するサンセット&ムーンカヤックは、静かで美しい島の景色に心癒されます。

<身も心もいっぱいに、石垣島を味わい尽くすグルメツアー>

名物グルメ満載の石垣島で、一番の看板メニューは八重山そば。素材を生かしたシンプルな味は毎日食べても飽きず、朝食に、定食のお供に、お酒のシメに、小腹が空いたら間食にと、気付けば常に食べていたなんてことも。店や地域によって少しずつこだわりが異なり、八重山そばの食べ比べを楽しむツウもいます。沖縄本島で有名なソーキそばよりもあっさりしていて具材もヘルシーなので、旅行中のカロリーが気になる人にもおすすめです。

全国ブランド牛のルーツになった石垣牛は、石垣島で人気ナンバーワンの食材。柔らかくあっさりした肉質は、焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ハンバーガーなど様々な料理に大変身です。石垣牛に認定されるのは、八重山地域で育った黒毛和牛の中でも厳しい条件を満たしたものだけ。厳選された絶品食材をそれぞれのグルメで味わうのも良いですね。

早起きしてゆっくり味わう島の朝ごはんは、できたての島豆腐や島野菜、海藻が並ぶヘルシーな食卓。昼にはボリューム満点の島食堂で島人自慢の家庭料理を楽んだり、夜は島居酒屋で泡盛を乾杯したりと、石垣島では朝から晩までとにかく島を食べ尽くす旅が実現します。南国フルーツを存分に使ったフラッペやかき氷、スムージー、昔ながらのアイスキャンディーなどスイーツの食べ歩きもおすすめです。

■石垣島から始まる、八重山諸島の離島巡りとは

八重山諸島は、石垣島・竹富島・西表島・小浜島、黒島・新城島(あらぐすくじま)・鳩間島・波照間島の8つからなる諸島です。石垣島を拠点にした各地への旅も、やっぱり気になりますよね。人気の離島は次の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。

※「⑧沖縄旅行の魅力!竹富島・西表島・小浜島編」※

いずれにせよ、石垣島以外の島も巡るには余裕をもった日数が必要です。最低でも3泊4日を見ておけば安心です。それぞれを満喫するためにも、何よりせっかくの島旅を慌ただしく過ごさないためにも、事前にそれぞれの魅力をチェックしておきましょう。

<まとめ>

・石垣島は、郊外と市街地のギャップがあるバラエティに富んだ島
・同じ島でもエリアの特性が変わるからこそ、目的に合わせて自分たちらしい観光を
・石垣島が拠点の離島巡りでは、事前の下調べと余裕をもったプランが必須!

知れば知るほど、あれもこれも叶えたくなる石垣島。
誰といつ、どれくらいの日程で、何を求めて旅をするのか。
まずは譲れないポイントの整理から始めてみるのはいかがでしょうか。

<著者プロフィール>

【経歴】
ウエディングプランナー10年目。「アールイズ・ウエディング」のプランナーとして沖縄・ハワイ・グアムの結婚式を200件以上担当したのち、全国約30店舗の旅行会社でリゾートウエディングを提案・販売する。これまで関わってきたカップルの数は1,000組以上。また、自身も沖縄で結婚式を挙げる。プランナーと卒花の経験を活かし、現在はWebライターとしても活動。ウエディングの記事執筆を担当する。